熊谷 「うつ伏せもちょっとキツイですか?うつ伏せと仰向けはどっちがつらいですか?」
佐藤 「両方ですね。」
熊谷 「両方同じくらい?ちょっと仰向けで。ゆっくりでいいですよ。自然治癒力ってどこで働くかっていう問題ですけど、自然治癒力って体全体の状況を脳みそがチェックしているんですよね。」
佐藤 「はい」
熊谷 「腰が痛ければ膝を曲げてください。今見えてなくてもどこを触られてるのかわかりますよね?それを、脳みそは腰が痛いって状況はわかってるんだけど治す命令がうまくいってないんです。それをまず正常化させてあげるのが一つの手ですから。
で、今日はですね、すごくまずい状態ですね。
まぁ、痛みが強いですからまずいんですけど、自然治癒力が働く環境としてもすごくまずい状態になっています。そのチェックをしてみましょうか。お腹を押されてると結構響きますか?」
佐藤 「こっちが痛みます。」
熊谷 「左側が響きますね。腰が痛くなります?押されてるところが痛くなります?」
佐藤 「押してるところが痛みます。」
熊谷 「お腹のハリをチェックしてみてください。押すと堅い状態ですね。この腹圧が下がってこないと腰にどんどん負担をかけちゃいますから。
親指と小指でこうリングを作って下さい。ここを離しますからぐっと力を入れてください。今力が入りますよね。で、悪いところを触ると力が入らなくなっちゃうんですよ。
今日悪いところをチェックしていきますね。まず腎臓系統ですね。ぐっと力を入れてください。力入りますよね。肝臓。力入りますよね。
今日は心臓が一番おかしくなってますから、ここが心臓ですね。手を置いてください。本気で力を入れてくださいね。」
佐藤 「え?あれ、離れる」
熊谷 「離れますよね?力入らないですよね。他の所でもチェックしておきましょう。これだと力が入りますよね。こっちだと力が入らないですね。」
佐藤 「ええ~、変なの。面白い。」
熊谷 「こんな風に体は教えてくれるので、まずはこれを改善していくんですけど、今はまだ脳みそが力を入れなさいって命令をしてるんだけどなんかおかしくなっていて手に力が入らなくなっているんですよ。これがいろんなところにあるわけです。
だから腰が痛いから腰が悪いから治しなさいって命令がいってるはずなんですけど、何かしらで情報が伝わってこないんですよ。だから体がどんどん悪い方に行っちゃうんですよ。」
佐藤 「えぇ~」
熊谷 「これを正常化させて治しなさいって命令をちゃんと腰に伝えてあげるっていうのがカイロプラクティックなんですよ。
肩の堅さを見てみると両方とも堅いんですね。持ち上がらないくらい重くなっています。このパターンだと左の肩の方が堅くなっていますね。こっちは比較的に柔らかくて、こっちは堅いですよね。これが心臓パターンの堅さなんですよ。たぶん手とかも堅くなっていますね、右手はこんな感じ、左手は・・・」
佐藤 「ちょっと痛い。」
熊谷 「こっちはピリピリするような感じですね。こういうのが今日のゆがみのパターンなんですよ。
ゆっくり足を伸ばしてください。この状態を変化させていきます。今度またチェックしていきますね。力を入れてください。今力が入らないですよね。ではこの状態を改善していきます。