ぎっくり腰になった時にお風呂に入っても良いのかどうか、痛くても体を暖めた方が回復に良いんじゃないか、いや、冷やしておいた方が良いんじゃないか、と非常に悩む方が多いようです。
ぎっくり腰の症状は様々で、起き上がることも歩くことも辛い状況の時もあれば、日常生活に支障が出ない程度の時もあります。痛みがある時は入浴することも辛いので入らない人もいますが、それが正解です。
急性のぎっくり腰の場合には患部を温めることはせずに安静にしていることが必要になります。
なぜならば、ぎっくり腰では痛めた患部が炎症を起こしている状態なので入浴以外にも患部を温めないように注意する必要があります。
ですので、浴槽につかることはお勧めできません。
我慢できない時には軽くシャワーにするか、濡れタオルで体を拭くようにした方が無難です。
その際にも屈んだり、反ったりなどの負担のかかる姿勢は避けましょう。シャワー程度でも炎症が強くなれば症状が悪化してしまう人もいます。そんな時にはアイシングをすると良いでしょう。
簡単なものであればビニール袋に氷と水を入れて作れます。それを使って患部を冷やします。冷やす際には10分程度冷やし、10分置いて、10分冷やして・・・と交互におこなっていきます。