ぎっくり腰は急性の腰痛です。
腰部の関節に硬さがあるときに寝返りや重いものを持ったり、軽い運動をしたりなどの身体へのストレスや負荷をかけると筋肉や靭帯の損傷や関節を構成している組織の損傷などが起こる。そのせいで腰部に痛みを感じる、というのが一般的なぎっくり腰の症状になります。
ぎっくり腰では背中の痛みとしてはあまり出ませんが、腰があまりにも痛すぎてどこが痛むのか分からないと言う方や、体全体が痛む等の症状を訴える方もいます。
また、ぎっくり腰になるような状態と言うのは背骨の状態としては非常にゆがんだ状態にあります。背骨のゆがみはその部位の神経を圧迫し、痛みや症状につながってしまうためぎっくり腰とは別に並行して症状が出ることも考えられます。
つまり、ぎっくり腰の症状で腰が痛くても背骨のゆがみによって背中が痛くても、背骨のゆがみを矯正していかないことには改善に向いていかないということができます。
どちらかの痛みのみを改善していくことよりも全体のゆがみを整えていくことで症状が改善していきます。症状の改善がみられても「もう大丈夫だ」と安心せずに再発しないように体のゆがみや柔軟性などを付けていくことが大事になってきます。