ぎっくり腰は日常的に起りやすい症状です。わかりやすく言ってしまえば腰椎の捻挫です。スポーツや運動をやったことのある人ならイメージしやすいですが、足首を捻って痛めたということが腰で起きていると思ってください。
腰にゆがみや疲労が溜まっている状態で重い物を持ったり、大きな動作をしたり、負荷のかかる姿勢になった時に筋肉が耐えられなくなって、筋肉の線維が傷つき、出血して炎症が起きている状態がぎっくり腰です。
主な症状としては、何をしていても痛い、じっとしてられない、動作時に痛い、靴下が履けない、前に屈めない・・・などがあります。
基本的にはこの炎症が治まれば痛みも引いてきますので、だんだんと回復はしてきます。
しかしまだ何か痛い、痛みはないけど違和感がある、など症状が奇麗には消えないこともあります。また、その時には痛みは引いても、また再発してしまう可能性も非常に高いのです。
なぜならば腰の痛みは治っても腰の歪みは残っているからです。
ぎっくり腰の治療はこの歪みを改善することにあります。そうすることで体のバランスが良くなり、自然治癒力が発揮され傷の治りも早くなり、ぎっくり腰が再発することもなくなってきます。
