原因としては身体的原因と精神的原因がある。
悪い姿勢や長時間の同じ姿勢が乳酸などの疲労物質を筋肉に溜め、これが神経を刺激することで頭痛が引き起こされる。
身体的には疲れていないのに精神的に疲れてくることによって頭痛を引き起こす。
緊張性頭痛には身体的原因と精神的原因のものがありますが、整体ではどちらにも効果があるといえます。というのも、双方ともに影響し合っているからです。
身体のバランスを整えると自律神経が安定し、精神的余裕も生まれるのです。また、直接的原因である血流の改善がされ、脳へ行く血液が増えますので、頭痛が改善するわけです。
とりわけ、頭痛には骨盤の仙骨がうまく動いていない場合と、頚椎がゆがみ脳へ行く血管を狭くしている場合などがあります。
骨盤の仙骨がうまく動かないと、脳みそのクッションになっているリンパ液、脳脊髄液の流れがうまくいかず、頭蓋にリンパ液がたまり脳圧を上げてしまい頭痛が出てしまします。
また、頚椎がゆがんでいる場合、血管の中を血液がうまく通れずに脳へいく血行が悪くなり、酸欠状態のような感じで頭痛を感じます。
双方とも成り立ちは違うのですが、結果として同じような症状を引き起こしますので、しっかりとした鑑別を行い、矯正していきます。