あまり認知されていませんが、子どもにも片頭痛が起こります。特に片頭痛はよくある症状で、大人と比べても実に多彩な症状が見られます。大人は言葉で頭が痛いことを伝える事が出来ますが、子どもは頭が痛くても、それをうまく伝えることが出来ません。
きちんと解明されているわけではないのですが、三叉神経血管に関係しているという説が有力です。ストレスにより緊張していた血管が、ストレスから開放されたことにより緩み、それが過度になると、急激に拡張された血管が三叉神経を刺激し、ズキンズキンと脈にあわせて痛むというものです。
これは首の骨のゆがみで起こる事がとても多いのです。
通常分娩で生まれた子供は出てくる際に医師に引っ張られます。このときに捻じれが発生するといわれているのですが、実はその前、胎児のころに捻じれが発生するのです。
とくに7カ月以降になるとだいぶお母さんのお腹が大きくなりますよね。その状態はお母さんもお腹の張りを感じると思いますが、それ以上にお腹の中の赤ちゃんが圧迫をうけ辛い思いをしているのです。
治療としてはその頃、圧迫され傷ついた背骨を調整してあげる事で頭痛から解放される子供が多いです。
胎児からのゆがみは治さない限り一生持ち続けます。出来るだけ小さいうちに治してあげる事が将来、痛みを知らない強固な身体を創る手助けになるのです。