寝違えは寝ている最中に首に持続的に圧力が加わり、その結果として首の筋肉に炎症が起ることが原因になります。そのせいで朝起きた時に首が痛くなったり、動かなくなったり、という症状が起ります。
人間にとって痛みとは体の危険信号のサインです。もし痛みを感じなければ、異常や損傷のある部位を更に酷使して痛めてしまいます。そのまま気付かづに使っていると、体が壊れてから異常に気付くことになります。
なので痛みのある時には出来るだけ動かさないようにすることが大切です。
ずっと寝ている、とか、コルセットを付けて、などの方法もありますが、仕事などをしているとなかなかそうもいかないこともあります。その際には、痛みのある部位を押さないということも意識してください。
ついつい痛い所をぐいぐい押してみると気持ち良かったり、一時的に痛みが和らいだような気がしますが、結果的には炎症を悪化させることに繋がります。
イメージとしてはせっかく固まってきたかさぶたを自らはがしているイメージです。これでは治るまでの期間が長くなってしまうだけでなく症状も悪化しかねません。
軽度の症状の場合にはアイシングが良いです。この時にはシップではなく氷嚢などを使った方が効果的です。できればお風呂なども控えた方が良いですが、湯船につかった場合には上がったあとに冷やすようにこころがけましょう。