寝違えは朝起きると首が痛くて動かないと言ったような症状が主です。人間はついつい痛みの出ている部位に触って揉んでしまいがちです。
その結果として自分でマッサージをしていることになりますが、筋肉が炎症を起こしている部位なので間違ったマッサージをしてしまうと炎症をひどくし、慢性的な痛みにもなってしまうので注意しておこなうようにしないといけません。
その注意として一番にしなければならないのは、弱くマッサージをするということです。よくマッサージをする際に「もっと強くしてください」とか「強い方が良くなりそうな気がする」などと思うことがあると思いますが、それは時と場合によります。
寝違えの場合は強くマッサージをすることで、寝違えの痛みよりも押された時の痛みの方が勝り、一瞬良くなったかな?と思わされますが、結果を見てみるともっと痛くなっていたりします。できるだけ弱い力で、マッサージしている時の気持ちよさを求めてやらないことです。
また全体的なマッサージよりは効果的なものとして、ツボを刺激することがあります。
おおまかな効果のあるツボとしては、親指と人差し指の間にある「合谷」と呼ばれる部分と、首の後ろで頭と首の上の部分のよく床屋さんで押される「風池」と呼ばれるツボがあります。
これらは症状の緩和に比較的効果が高いと言われます。しかしツボの部分にも寝違えの痛みがあれば、ぎゅうぎゅう押してしまうもの良くありませんので適度におこないましょう。