寝違えになると首が痛くて動かせなくなります。朝起きたらこんな状態になっているのでひどく焦るところです。普通だったら、痛みのあるところは動かさない、というのが鉄則です。
寝違えは基本的には急性の問題です。しかしこれを無理に動かしたり、伸ばしたり、揉んだりしてしまうと炎症がひどくなり、患部が悪化して慢性的な問題へと発展していってしまいます。出来るだけ後に残らないように改善していきたいですね。
その事をふまえると全く動かさない方がいいのか、と思うかもしれませんが、動ける範囲内でのストレッチも非常に効果的ではあります。
なぜならば、筋肉に軽度の負担をかけて硬くなっている筋肉を伸ばすという効果があり、筋肉が柔らかくなって血行が促進されるのでコリが解消されて保温効果もアップします。また可動域が広がるので動かなくて痛いという状態の対処にもなります。
しかし、無理に動かしたり、痛くても伸ばせば良いと思ったら大間違いです。痛みを伴うストレッチは患部の傷口を広げてるようなもので、結局は症状の慢性化を呼びます。
早く治りたい、動かしたいと思うのはわかりますが、焦ってスパルタでストレッチすることは禁物です。