首を寝違えてしまって動かせない、ということを経験なさった方もいると思います。では、寝違いとはそもそも何なのでしょうか?
寝違えとは、首や背中に持続的な負担が加わって筋肉が炎症を起こしている状態になります。例えば、携帯電話で長電話をしてしまった時など、電話を持っている方の腕は肘が曲がっている状態です。このときに筋肉は収縮しています。
この収縮している状態が長時間続くと、筋肉を伸ばした時に痛みを感じることはありせんか?それは筋肉に不自然な力が加わり軽い炎症を起こしているからです。
基本的にはこれが首や背中で起ることが寝違いになります。
普段の生活で我々は寝ている時に不自然な姿勢で寝てしまうこともあります。
そういった場合、大抵は寝返りを打って体勢を変えたりするのですが、そのまま眠り続けてしまうパターンもあります。それが筋肉に持続的に負荷をかけることになり炎症を起こさせてしまうのです。
そのまま朝を迎えるので起きた時に、朝起きたら首が痛くなってきました、という状態になります。こういった寝違えは痛みが引くまでに2、3日で治まるものもあれば、一カ月以上続く場合もあります。
たかが寝違えと思わずに適切な処置をおこなうようにしましょう。