自律神経とは血管や内臓など、意識していなくても無関係に休みなく働いています。交感神経と副交感神経とが交代で働くことによって身体の状態を保っているのですが、脳を休める時間がないと副交感神経にうまく切り替えられなくなります。そうなると身体のバランスが崩れて自律神経失調症になります。自律神経失調症は不定愁訴と呼ばれ、器質的な疾患や精神障害があるわけではないのに本人は不調を訴えます。いろいろな検査をしても原因が見つからずたらい回しにあい、「気のせい」や「疲労」で片づけられてしまうことも少なくはない。実際、自律神経失調症も多いのだが、全てをそう片付けてしまうと重大な疾患を見逃してしまうので、検査を怠ってはいけない。
症状としては、しびれ、めまい、冷え、倦怠感、動悸、息切れ、発汗、頭痛、微熱、不眠、不安、緊張、過敏、耳鳴り、うつ、・・・・などのいろいろな症状を引き起こす。
自律神経失調症には大きく4つのパターンがある
・自律訓練法のような自らストレスを軽減させて症状の改善を狙う。
・抗不安薬やホルモン剤などの薬物療法
・理学療法
・リラックスをする
・ライフスタイルの見直し(生活リズムを安定させる)
・体質的に自律神経失調症になりやすい場合
・過度なストレスによって起こる場合
・女性ホルモンの分泌が不規則な場合
・不規則な生活のリズムで起こる場合
・環境の大きな変化によって起こる場合
このように、日常生活のストレスによって症状が出ることが多い。
生活のリズムが一度狂ってしまうと身体は慌ててしまい、よいリズムに戻そうとしてもなかなか戻れない。また、この状態では身体に疲労が溜まっていってしまうので悪循環になります。こういった循環の悪さは骨盤や背骨のゆがみを整え、治る環境を作ることが優先されます。こころ整体院では患者さんの不安も一緒に受け止めていきます。