体のゆがみは様々な症状をもたらします。肩コリ、腰痛、頭痛、めまい、吐き気、顔の歪み、むくみ、関節痛、下肢痛、肩の痛み、・・・などの一般的に痛みとして表面にでるものや内臓の機能低下によるもの、また見た目にもバランスの悪さは表れます。そのためにファッションなどのコーディネートにも制限を受けることもあります。
体の歪みは、健康な状態なら本来とるべき姿勢が出来なくなってしまいます。正しい姿勢とは、立った状態ならば横から見ると、耳の穴、肩の中心、大転子、外踝が一直線に見える。正面から見れば、耳の高さ、肩の高さ、骨盤の高さ、大転子の高さの左右が等しいとされる。また土台の骨盤に上半身の圧力が垂直に乗っかることが望ましく、座った状態でも坐骨が座面にちゃんと接地し、そこに体重が乗っていることが良い姿勢の条件である。
しかし、体がゆがむことで本来、ラクな姿勢であるはずの正しい姿勢が苦しくなってしまう。体のゆがんだ人に良い姿勢を無理やり作ってもらうと５分もしない間に崩れてしまう。自分が良い姿勢を維持できないようなら注意が必要だ。
ゆがみの矯正はゆがんだ部分をもとに戻せばいいというものではありません。ゆがみにはゆがみの理由があり、その原因が治っていかなければ「骨を戻しただけ」で終わってしまい症状は改善してこない。ゆがみの大きな原因としては体の機能の低下であり、これが高まらなければ症状の改善にはつながらない。ゆがみのない健康な体作りを目指していきましょう。
