悪い姿勢は体に大きな負担を持続的にかけるため、ゆがみによる様々な症状を起こします。腰痛、肩コリ、頭痛、頸の痛み、疲労感、体の硬さ、生理痛、生理不順、不眠、イライラ、・・・などがあげられますがこれだけではなく、内臓にかかる負担も考えれば数え切れません。しかし、このような悪い姿勢は、「悪い姿勢をするから体に悪い」のか「体が悪いから悪い姿勢になってしまう」のかどちらが先なのかが重要になってきます。
体の悪い人は体が固いです。これは例外はありません。体が固いというのは関節に動きがない状態を言います。これは関節がもともと動かないわけではなく、自分の体を固くすることで外敵から身を守っているのです。つまり無意識のうちに筋肉を緊張させてるんです。
しかし緊張したままだと血流や老廃物の循環が障害を受けてしまうので体には良くはありません。そこでストレッチによる効果が期待されます。ストレッチは筋肉を伸ばすことで柔軟性を高め、血流の回復や老廃物の循環をさせます。また継続しておこなう事で関節の可動域を増やすことができるので腰痛などの症状の予防になると言えます。
しかし、一度体の機能が低下し、体が固くなった場合、なかなか筋肉を伸ばそうと思っても伸びません。また、固い状態で伸ばそうとしても固いものを伸ばしているので体はツラク感じます。その場合はまず、何が体を緊張させているのかを見付け、治すことで筋肉の緊張はなくなり、柔軟性のある状態でストレッチをすることが出来ます。
体の硬さの原因は機能の低下なので、骨盤や背骨のゆがみを取り除いていくことで機能がたかまり、筋肉の緊張のない状態で生活できます。