捻挫をすると足が痛くて満足に歩けなくなる。しかし、体に及ぼす影響はそれだけではなくもっとたくさんの悪影響がある。例えば、正しいバランスで歩けなくなることで骨盤のゆがみを生じる。骨盤にゆがみが出ると背骨のゆがみにもつながり、体全体がバランスを崩してしまう。そうなると体全体に症状が表れてくる。また片側の足首の捻挫は反対側の下肢にも大きな負担をかけてしまうので、反対側の膝や股関節が痛み出したりする。毎日歩くことが必須の人間には、下肢の障害はどんなに小さな問題でも大きな障害となる。
捻挫を一般的に治療するときは「RICE(ライス)」と呼ばれる応急処置が取られる。これは休息、冷却、圧迫、挙上の頭文字をとったものだ。急性の処置としてはこちらの方が無難である。しかし、痛みや動きに支障がなくなったからと言って治ったと思ってはいけない。それは痛みがなくなっただけで、捻挫の後の靭帯の緊張や、関節のゆがみは残ったままなのだ。このゆがみが残る限り捻挫は治ったとは言えない。このままにしておくと可動範囲を超えた動きをしやすくなってしまい再度捻挫をしやすくなる。
ここらぼ整体院では、骨盤や背骨を整え体の痛みや症状を改善していくことを目指していますが、捻挫のように古い怪我の後遺症や慢性的なサビを落としていくことを行っていきます。これまでに体のバランスを整えてもらったことはあるけどなんだか継続しない、という症状の方はそのような問題が潜んでいるのかもしれません。一度検査やメンテナンスをすることをお勧めします。