捻挫は靭帯や筋肉の損傷です。関節に大きな負荷がかかり、付着している靭帯や筋肉が正常範囲を超える衝撃に耐えられずに起るものです。足首は普通に生活していても起ることが多い。足首を内側に捻ってしまう内反捻挫がそれである。外反捻挫もあるが足の構造上では起きにくい障害である。捻挫が起ると線維に傷がつき内出血を起し足首が大きく腫れる。腫れの具合は損傷部位、骨折かどうか、など必ずしも重症度を表すものではない腫れが大きいほど回復までに少し時間がかかるかもしれない。
捻挫の処置はどの部位でも同じである。急性の症状に関しては応急処置として知られる「ＲＩＣＥ」処置をとる。ＲＩＣＥは安静、冷却、圧迫、挙上の４つの頭文字を取ったものだ。傷みが安定するまではこの処置を続け、慢性期にはゆがんだ関節を整復していく。一度捻挫を起すと、靭帯や筋肉だけでなく直接関節もゆがんでしまうので、これを治さなければ常にゆがんだ状態での生活になってしまう。このゆがみは体全体を歪めてしまう原因にもなるのでしっかりとした調整が必要である。足は毎日使い、かならず負荷がかかる部位なので、何回施術を受けたから完治するとはハッキリとは言えない。また一度壊れたものが壊れる前の状態よりも良くなることは本当に稀であるので、毎日の生活での健康の維持を考えていかなければならない。
ここらぼ整体院では捻挫に限らず、どのような症状でも骨盤と背骨のゆがみを整えていく施術を行っています。こうすることで自分の状態を良いレベルに安定させることが出来、捻挫の回復も早めることが出来るのだ。また患部のゆがみを直接整えることもしていくので、特に慢性期の症状に対して有効と言えます。
