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首の捻挫

首の捻挫とは

症状

頚椎の捻挫は起りやすい。頚椎は7つの椎骨によって構成されている。それらは前湾して首にかかる負荷を逃がしたり頭部を安定させたりしている。その働きを主に行っているのは椎間板であり、筋肉であり、靭帯でもある。捻挫は首に瞬間的に大きなストレスか持続的な負荷が加わったことによる組織の損傷である。

状況と症状

例えていうならばスポーツなどで、頭からぶつかった時の衝撃で頚部の筋肉や組織の損傷が起ることがある。また交通事故で後ろから追突させられた時のむち打ち症状も同じものである。これらは瞬間的な負荷によるものだが、持続的な負荷であるならば、寝違えがいい例だ。これは変な寝方をしたときに起る。それは頚部に負荷のかかる状況が長く続いたために筋肉が硬直してしまったのだ。

注意すること

頚部の処置としては熱を持っている場合には冷却、また可動性を出すことで痛みが出るので安静、可動域と靭帯・筋肉の回復の為に頚椎を固定していくことが必要である。急性の痛みが治まれば、あとはしっかりとゆがみの矯正をした方が良い。それは頚椎のゆがみは頭部を不安定にさせ、胸椎・腰椎・骨盤に大きな負担をかけてしまう。それらのゆがみから全身に痛みや症状が広がってしまう事もある。また首の問題は、腕に伸びる神経の障害を与えるために上肢のしびれや痛みを伴う事もある。さらに頭部が不安定になることで、頭痛やめまい、吐き気なども症状として表れることもあり注意しなければならない。

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