捻挫とは○○靭帯損傷、もしくは××筋損傷、の総称を言う。よく捻挫と聞くと足首を思い浮かべるがそこだけではなく、体にはどの部分にも靭帯や筋肉が存在するのでどこにでも起りうることである。捻挫は靭帯や筋肉に外部からの大きな衝撃が加わったときに起ることが多く、患部の痛みや腫れ、可動性の減少などを症状として表わす。損傷直後の応急処置としては安静、休息、圧迫、挙上がある。急性期が過ぎると痛みがある程度は引くため、治ったと思いがちだが損傷した靭帯や筋肉は一度傷つくとそんなに早くは回復しないし、何もせずに完全に元に戻ると言う事はない。その場合には関節のゆがみを整え回復しやすい環境にすることで慢性的な症状を改善していくことが良い。
背中には筋肉や靭帯がたくさん付着しているが、腰や首に比べると肋骨がある分、構造的な面では安定していると言える。しかし、だからこそこの安定した部位に問題が発生した時には大きな症状を表すのである。背中で主に考えられるのが脊柱に沿って走行している脊柱起立筋である。この脊柱起立筋は人体を支えるとても重要な役割を担っている。この筋肉が損傷してしまうと胸を張った良い姿勢が作れない状態になってしまう。他にも肋骨の問題によって肋間筋が負担をうける場合もあるが、このときは深呼吸をすることで痛んだり、上体を側屈することで痛んだりする。脊柱同士だけではなく脊柱と肋骨も靭帯によって繋がっているので靭帯の損傷は肋骨にまで影響する。
ここらぼ整体院ではそのような症状も骨盤と背骨を調整していくことで改善していきます。体がゆがんでいると常に筋肉や靭帯に負担がかかった状態になってしまう。この状態で衝撃を受けるから損傷するのであって、柔軟性を保つことで捻挫防止につながる。また、捻挫の後には体がバランスを取るために身体を歪めてしまう。これによっていろいろな症状が表れることがあるので骨盤と背骨のゆがみを整えることは非常に重要なことである。