捻挫は関節に大きな負荷がかかることによって靭帯や筋肉に損傷が起ってしまう事を言います。通常ならば靭帯や筋肉はある程度の柔軟性と関節をささえる強靭さを持っているのですが、正常可動範囲を超える負荷が瞬時にかかった時に損傷が起ってきます。組織の損傷が起ってくると関節を支えるという機能が低下してしまい不安定になってしまいます。また本来の筋肉の収縮運動も制限されるために強い力が入らなくなってしまいます。症状としては他に、患部の腫れ、熱、痛み、があげられます。よく足首しか捻挫が起らないようなイメージがありますがどの関節にも靭帯と筋肉が存在するためにどこの関節部位でも起ると言えます。
関節部の捻挫によって正常な関節の位置が維持できないために神経に負担がかかる場合が考えられます。また内出血によって腫れることでも神経を圧迫してしまう事も考えられます。つまり不安定な構造が原因でしびれが起ってくることが多いのです。しびれの範囲は捻挫部位から遠位になります。足首の捻挫なら足先、膝なら下腿から先、腰椎なら腰からおしりを通って下肢全体、頚椎なら上肢全体に症状を表すこともあります。
ここらぼ整体院では捻挫によるしびれでも骨盤や背骨の調整からしていきます。それは身体のバランスを整えることで回復していくための準備をしているのです。この準備が出来ていなければどんな事をやろうとなかなか症状は改善してきません。この準備が整ったら原因となる関節のゆがみを調整し、靭帯や筋肉が本来の働きが出来るようにサポートしていきます。このようにしていくことで効率よく症状を改善していきます。