便秘とは経験された方も多いと思いますが、定期的に老廃物を排泄できなくなった状態のことを指します。物を食べれば、口で細かくなって喉を通り、胃で消化して、腸で吸収し、蠕動運動によって肛門へと運ばれ排泄されます。
この流れの中で働きが低下する部分があると便秘、もしくは下痢になります。別段、内臓に疾患があることが問題ではなく、働きたくても働けない状態で起る症状なのです。これも腰痛と関連していきます。便秘や下痢の時にお腹を触ってみてください。普段より硬くなっていませんか?内蔵が外側から袋で硬く締め付けられた状態で仕事をしようとしてるんです。お腹が固まった状態では骨盤の動きも出せないで固まったままになります。これが腰痛の原因にもなります。これでは着物を着ながらスポーツをやるようなものです。もちろん動きようがないんですね。だからまずは着物を脱いで動きやすい環境を作っていかなければなりません。それが腰痛を治すことにもつながります。お腹が硬くなっている原因を治すことで内蔵本来の働きが出てきますので便秘も解消でき、骨盤も動きだしてくるので腰痛も改善されてきます。